100均でこれだけ揃う!ダイソーやセリアで買えるおすすめ防災グッズまとめ
地震や台風などの自然災害に備える「非常用持ち出し袋」、用意していますか?
必要なものが一通りセットで入っている非常用持ち出し袋が数多く発売されていますが、1人分が数万円と高額ですよね。
でも、値段を理由にいつまでも買わないでいると不安は増すばかり。
そんな時は、100均の防災グッズを上手に取り入れましょう!
お馴染みの100円ショップ、ダイソーやセリアなどでは、防災グッズの品揃えがとても充実しています。
この記事では、
- 非常用持ち出し袋には何を入れておくべき?
- 100均で手に入る防災グッズには何がある?
- あると便利な防災グッズとは?
など、詳しく紹介していきます。一緒に確認していきましょう!
市販の「非常用持ち出し袋」には何が入ってるの!?
まずは、一般的な「非常用持ち出し袋」には何が入っているのか?を確認していきましょう。
実際に販売されている非常持ち出し袋を参考に、中身を書き出してみました。
【非常用持ち出し袋の中身(1人分)】
○500ML飲料水×3本
○アルファ米×3食分
○乾パン
○野菜ジュース1缶
○給水バッグ(容量3L)
○乾電池
○レインコート
○マスク
○救急セット
○軍手
○からだ拭きシート
○笛
○アルミブランケット(アルミ寝袋、エアーマット)
△簡易トイレ3回分
△目隠しポンチョ
△手回しラジオ&ライト(充電機能付き)
△LEDランタン
○印は100均でも買えるもしくは代用品が手に入るアイテム、△印は、機能の一部なら100均で手に入れることができるアイテムです。
通常であれば、上記アイテム全てが入った高機能の非常持ち出し袋は1万円以上してしまいます。
家族の人数分を揃えたり、自宅と会社に分けて揃えたりすると、それなりの金額になってしまいますね。
そこをなんとか100均を上手に利用して、○印と△印を付けたアイテムを揃えていきましょう!
ここで一旦、表にまとめます。
グッズ | 100均で 手に入る |
一部の機能なら 100均で手に入る |
---|---|---|
飲料水や缶ジュース | ● | |
レトルト粥・缶詰 | ● | |
乾パン・ビスケット | ● | |
救急セット | ● | |
ウエットティッシュ | ● | |
笛 | ● | |
給水バッグ | ● | |
乾電池 | ● | |
アルミブランケット | ● | |
レインコート | ● | |
軍手 | ● | |
マスク | ● | |
携帯簡易トイレ | ● | |
目隠しポンチョ | ● | |
手回しラジオ&ライト (充電機能付き) |
● | |
LEDランタン | ● |
次の見出しでは、各グッズごとに必要な理由や選び方のポイントなどを紹介していきます。
100均で手に入る防災グッズ
○飲料水や缶ジュース
市販の持ち出し袋に入っている飲料水や缶ジュースは、非常用の商品なので長い賞味期限があります。
通常のペットボトルのミネラルウォーターは、非常用と比べて賞味期限がグッと短くなりますので、上手に使いながら買い替えていきましょう。下で紹介する食品類も同様です。
(※水や野菜ジュースは100均で買えるので○印としましたが、ドラッグストアやスーパーなどではもっと安く売られている場合があります。)
○レトルト粥・缶詰
レトルトのお粥は温めなくても食べられるので、お湯を準備する必要がありません。
封を切ってそのまま食べられる缶詰もお皿要らずで便利です。
プラスチックのスプーンや割り箸もセットにしておきましょう。
○乾パン・ビスケット
100均には、袋タイプの乾パンが売っていることもあります。
乾パンが無い場合は、ビスケットなどで代用しましょう。
チョコやようかん、飴も持っていると心強いです。
○救急セット
救急セットとして、消毒液、絆創膏、包帯、ガーゼ、ピンセット、ハサミ、爪切りをセットにしておきましょう。
これら全て100均で手に入ります。万が一に備えて、絆創膏やガーゼなどは少し多めに準備しておくのがおすすめ。
○ウエットティッシュ
水が使えない時に重宝するのがウエットティッシュです。
小さい子どもでも安心して使えるように、刺激の少ないアルコールフリーのものがおすすめです。
おしり拭きや大判のからだ拭きもあると便利です。
○笛
緊急時に助けを呼ぶための笛です。
ダイソーには、自分の身元を書いておけるタイプも販売されています。
その他
○給水バッグ
○乾電池
○アルミブランケット
○レインコート
○軍手
○マスク
一部の機能なら手に入る100円防災グッズ
ここからは、一部の機能であれば対応できる100均の防災グッズを紹介します。
△携帯簡易トイレ
100均には、外出時の緊急用やアウトドアなどに利用できる「携帯トイレ(1商品1回文)」が何種類か揃っています。
買う時の注意点としては、100円の携帯トイレはほとんどが「尿専用」であること。
大便対応の携帯トイレは、ホームセンター等で購入しましょう。
△目隠しポンチョ
残念ながら100均には今のところレインポンチョしかありません。
トイレ用として満足できる大きさではありませんが、ひとつ持っていれば雨具としても使えます。
丈が足りない時は、黒いゴミ袋を広げて繋げるなどの工夫で凌ぎましょう。
目隠しポンチョを購入する際は、一番大きなサイズで色付きのものを選ぶのがポイントです。
△手回しラジオ&ライト(充電機能付き)
充電機能付きのラジオとライトを100円で購入するのは難しいです。
LEDライトと乾電池を100均で手に入れて、ラジオと充電器は他で用意するのが良いでしょう。
スマホ関連やラジオなどのライフラインに繋がるものは、ある程度しっかりした品物を用意した方が安心です。
△LEDランタン
100均のランタンは、LEDではなく豆電球タイプの場合もありサイズも小さめです。
しっかりとしたLEDランタンは、ホームセンターで購入しましょう。
これもあると便利!100均の防災グッズ
ここからは、意外と見落としがちだけど、あると便利な防災グッズを紹介します。
黒いゴミ袋
黒いゴミ袋は、使用後の携帯トイレや使用済みのトイレットペーパーを入れたい時はもちろん、敷物や目隠し等、色々な場面で重宝します。
100均では45Lの黒いゴミ袋が売っていますので、ひとつ用意しておきましょう!
ガムテープ
黒いゴミ袋を繋げる際に使用します。非常用にひとつ持っていると安心です。
タオル
100均で売っている薄めのタオルはかさばらないので非常用向きです。何枚か常備しておきましょう。
歯みがきシート・歯ブラシ
歯ブラシと一緒に、水が無くても歯を清潔に保てる「歯みがきシート」があると便利です。
トイレットペーパー
トイレ用としてでなく、通常のティッシュペーパーとしても重宝します。
下着・靴下
1着でも着替えがあると安心できますよね。100均には、5枚で1セットになっている使い捨てショーツが売っています。
まとめ
市販の非常用持ち出し袋の中身19点のうち、100均で手に入るものは13点、機能を足せば使えるものが4点ありました!
紹介したグッズを全て揃えても、1人分でおよそ3,000円前後で買うことができます。
持ち出し用のリュックは家にあるものを使えば、よりお得に揃えられますね。
100均で揃わないものについては、家にあるもので代用したり、ホームセンターなどで購入して揃えておくと安心です。