【冷製スープ】ミキサーなしで作れるトマト・じゃがいも・コンソメの簡単レシピ3種!
暑さや日差しが強烈な夏。疲れやだるさが身体に蓄積しないよう、ビタミン類をたくさん摂取したい季節ですね。
しかし、じっとりとした暑さが続くと「なかなか食欲がわかない…」という方も多いかもしれません。汗をかきながら料理するのも大変ですよね。
そんな時は、野菜をたっぷり使った冷製スープはいかがでしょうか?
今回は、のどごしが良くひんやりとした冷製スープの定番レシピ3種類をご紹介します!
ガスパチョ(トマトの冷製スープ)
所要時間:10分
1人あたりの材料費:34円
スペイン料理の定番、トマトの冷製スープです。
従来の作り方は、トマトにバゲットやパプリカ、きゅうりなどを加え、ミキサーで混ぜ合わせるという本格的なレシピ。
しかし今回はミキサー無しでも手軽に作る事ができるレシピをご紹介します。
冷凍トマトを使えば、皮を剥くのも簡単でその場で冷え冷えのシャーベット状のスープが頂けます!
思い立ったらすぐに作る事ができますよ。
材料(4人分)
- 冷凍トマト…2個(130円)
- ニンニク…1個(5円)
- オリーブオイル…1まわし
- 塩…少々
- 食酢…大さじ1
作り方
- 冷凍トマトは冷凍庫から取り出し、少し置いておきます。少し解凍されたところで、切れ目を入れて水につけます。するっと皮がむけますので綺麗に皮を剥いていきます。へたも取ります。
- 1をザクザクと数センチ四方の大きさになるように切り、ボールに入れておきます。
- 2のボールにすりおろしにんにくと食酢を加えて良く混ぜます。
- トマトの形がなかなかつぶれない場合はフォークなどを使ってつぶします。
- 塩で味を整え、スープ皿に注ぎます。オリーブオイルを一まわししたら完成です。お好みで胡椒を加えるとピリッと美味しいです。ピクルスや生のきゅうりを刻んで上に飾り付けても食感のアクセントになって良いでしょう。
食酢ではなくレモンがあれば代用してみると、とてもフレッシュな良い香りを楽しむ事ができます。
酸っぱさや塩加減はトマトの味に応じてお好みで調整すると良いですね。
シャーベット状ではなくもう少し溶かしたい方は、作ってから冷蔵庫で数時間置くと丁度良い冷たさになります。
ビシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)
所要時間:15分(+冷蔵庫で3時間以上)
1人あたりの材料費:9円
じゃがいもを使った冷製スープです。ネギなどの風味豊かな青の香味野菜をアクセントに。
作り方はとても簡単ですが、まるでホテルで食べる料理のような上品な味!
よりリッチに味わいたい場合は生クリームを加えてみては。
材料(4人分)
- じゃがいも…2個(33円)
- コンソメ…1キューブ
- 塩…少々
- 牛乳…1カップ
- 長ネギ…少々
作り方
- じゃがいもは皮を剥き、数センチ四方にカットします。
- 鍋にじゃがいもを入れ、半分くらいまで水を入れます。コンソメを加えて柔らかくなるまで茹でます。
- 2を冷まし、マッシャー(なければフォーク)でじゃがいもをつぶします。
- 牛乳を加え、泡だて器などで滑らかになるまでよく混ぜます。塩で味を調整します。
- 冷蔵庫で3時間以上冷やします。
- 器に盛りつけ、真ん中に長ネギを散らします。お好みで生クリームやオリーブオイルを垂らしてもより美味しいでしょう。
完全に冷えないと美味しくないので、最低3時間は冷やしましょう。
時間がない場合は、氷水や保冷剤などを使って冷やしても良いですよ!
コンソメのジュレ
所要時間:10分(+冷蔵庫で3時間以上)
1人あたりの材料費:40円
コンソメスープ風味のスープをゼラチンで固めたデザートのような冷製スープ。
ガラスの器に盛りつければ、見た目も涼やかな一皿に。コンソメスープは冷めると風味が薄まりますが、ゼラチンで固める事によって、のどごしが爽やかに!
つるんとした食感が愉快な全く違う味わいになります。パーティー料理などのおもてなしにもおすすめです。
材料(4人分)
- 水…2カップ半
- コンソメ…2キューブ
- ゼラチン…10g(2袋)
- オクラ…6本(160円)
- 塩…少々
作り方
- オクラはへたを取り、食べやすい大きさにカットしておきます。
- 鍋に水とコンソメを入れて火にかけます。沸騰したらオクラを加えて2~3分茹でます。
- 2にゼラチンを加え、全体をよく混ぜます。塩で味を調整します。
- 冷蔵庫で固めます。
- ゼリーが固まったら、器に盛りつけ完成です。
トマトやパプリカなど色鮮やかな野菜をキューブ状にカットしてゼリーと和えると、サラダ感覚で美味しく頂けます。
ゼリーの食感は子供たちにも大人気なので、普段野菜が苦手な子もデザート感覚で食べてくれるかもしれません♪
ミキサーなしで作れる冷製スープレシピ:まとめ
冷製スープは夏の食欲のない朝にもピッタリのメニュー。
夜作っておいて、冷蔵庫で一晩おけば、朝には冷え冷えのスープを頂く事ができます。
野菜をたっぷり摂取することができるので、パンとウインナーを添えるだけで、栄養満点の朝ごはんに!
ただし、冷たいものを食べすぎると胃腸が冷えて消化不良を起こしてしまう可能性もあるので要注意。
冷製スープは少量にとどめ、飲みすぎないようにしましょう。
また、一緒に食べるものを温かい物にするなど食事全体の温度バランスにも気を付けると良いですね。