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結婚するのに貯金はいくら必要?結婚相手に求める貯金額は?理想と現実が明らかに

結婚貯金
  • いずれは結婚したいけれど、いくら必要なの?
  • 結婚相手に求める理想の貯金額はいくら?
  • 結婚が決まったけれど、お金の不安が尽きない…
  • 結婚後の貯金ってみんなどうしてるの?

この記事は、これから結婚を考えている人も、最近結婚が決まった人も、結婚後に貯金について悩んでいる人にも読んで欲しい「結婚に関するお金」がテーマです。

人になかなか聞けないお金の話は、ここでこっそり共有しましょう!

 

結婚相手に求める理想の貯金額や年収は?

結婚するとなった時、最初に気になるのが相手の年収や貯金額ですよね。

同時に、相手にいくら求められているのかも気になるところ。

そこでまずは、結婚相手に求める理想の「貯金額」についてチェックしてみましょう。

マイナビウーマンのアンケート調査によると、

  • 女性から男性に求める貯金額:500万円以上(37.3%)
  • 男性から女性に求める貯金額:いくらでもいい(45.2%)

という結果が出ています。

女性から男性に求める貯金額で一番多かったのは、なんと「500万円以上」で、2番目に多かったのは「300~350万円以上(19.5%)」でした。

男性からの「いくらでもいい」という回答に女性は安心してしまいそうになりますが、実は2位には「500万円以上(17.4%)」と答える男性も!

確かに貯金が多いに越したことはなく、あまりにも貯金がない場合は「今までなぜ貯金ができなかったの?」「結婚後にきちんと貯金してくれるの?」と男性として不安になってしまうのも納得。

次は、結婚相手に求める理想の「年収」についてチェックしてみましょう。

セキララ★ゼクシィのアンケート調査では

  • 女性から男性に求める年収:400万円以上
  • 男性から女性に求める年収:特にない

という結果が出ています。

この2つの結果を見ると、男性から女性に求めるものはお金ではないということが表れていますね。

同時に、男性からしてみれば女性からの理想の高さも伺えます…

愛があれば、年収や貯金なんて関係ない!よね?

結婚時の貯金額データ

相手に求める理想の貯金額や年収を知って「そんなないわ…」と思ったあなた。

大丈夫です。結婚時の貯金額のデータでは、理想と現実の差がはっきりと出ているんです。

セキララ★ゼクシィによると、結婚時の貯金額は

  • 男性:100万円未満
  • 女性:100万円未満

が最も多かったという結果が出ています。

男女ともに貯金が100万円ない状態で結婚しているということです。

年収はというと、20代単身世帯男性の年間手取り収入は平均267万円。年間手取り収入が平均で400万円以上になるのは40代になってからです。

yentame.c-bancho.com

ちなみに、結婚時の年齢は男女ともに25歳~29歳が最も多く(男性:47.9%、女性:55.2%)、20代単身世帯の平均貯金額は142万円です。

年収も貯金額も理想に届いていないどころか、20代単身世帯の平均金額にも届いていません。

現実は、こんなものなのです。

※結婚時の年齢データ:ゼクシィ結婚トレンド調査2017
※20代単身世帯の平均貯金額のデータ:家計の金融行動に関する世論調査2017

結婚に必要な金額って?

結婚相手に求める理想の貯金額や年収を知ったところで、次は「結婚する時にかかるお金」について詳しくチェックしていきましょう。

結婚する時にかかる費用といえば、主に婚約指輪、結婚指輪、ブライダルエステ、挙式、披露宴、新婚旅行です。

これらの費用が実際にいくらかかるのかについては以下の通りです。

  • 婚約指輪:平均37.9万円
  • 結婚指輪:平均24.9万円
  • ブライダルエステ:平均9.1万円
  • 挙式、披露宴の総額:平均370.6万円
  • 新婚旅行の費用(お土産代除く):平均63.6万円

※参考:ゼクシィ結婚トレンド調査2017

上記を合計すると、なんと506.1万円かかるという結果に!

婚約指輪の平均額が結婚指輪よりも高く驚いた方もいるかもしれませんが、「お金が勿体ない」という理由で婚約記念品を買わなかった人が「婚約記念品がなかった」と答えた人の中で32%いたのも事実です。

結婚と同時に新居へ引越しする場合は、さらに上乗せした金額(2人暮らしの初期費用の目安は家賃5~6ヶ月分)が必要になります。

ところで、お互いの貯金額がそこまでないのになぜそんな豪華な結婚が出来るの!?

それは、両親からの資金援助やブライダルローンの利用が挙げられます。

両親からの資金援助は、100万円だったカップルもいれば全額援助してもらったカップルも。

ただ、自立の一歩として全額自分たちで負担した、身の丈に合った結婚式にするべきといった理由で資金援助は一切なしと考えるカップルの方が半数以上を占めています(※参考:OZmall

ブライダルローンの利用については、手元に現金がなくても結婚式を挙げられるというメリットの反面、借金であることには変わりありません。

お金を借りないための工夫をカップルで話し合うことも、今後のために必要かもしれませんね。

結婚式費用を貯金する方法

ここからは、「なるべく資金援助は受けたくない」「2人で協力して結婚資金を作りたい」というカップルにおすすめの貯金方法を紹介します。

結婚式費用を貯金する時のポイントは大きく3つ!

  • 2人で目標と計画を立てる
  • 節約効果が高い&持続する固定費から見直す
  • 2人で楽しくできる貯金方法をプラスする

まずは、2人で達成できそうな目標と計画を立てましょう。

例えば1年間で100万円貯めよう!という目標であれば、1人あたり月4.2万円を貯めれば達成できます。

細かく1人あたりの金額、ひと月あたりの金額まで割り出すと、ゴールがより身近に感じられますよ。

目標が決まったら、節約効果が高い&効果が持続する固定費から見直しをしましょう。

「つもり貯金」や「365日貯金」を活用して、1日喧嘩なく仲良く出来たら100円貯金する、毎日財布の中にある小銭を貯金するなど、ゲーム感覚で出来る貯金法も取り入れると楽しいですよ♪

無理をすることだけは絶対NGです。

せっかく結婚式のために貯金をしているのに、喧嘩の原因になったり体調を崩したりと良いことなしですからね!

▼固定費の節約方法についてはこちら!

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▼同棲中のカップルはこちらも参考に!

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▼結婚式費用を節約する方法はこちら!

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結婚後の貯金について

次は結婚後のお金事情について見ていきましょう。

結婚後は、「収入額を共有し、妻が家計を管理して夫に毎月小遣いを渡す」という家庭が多く、毎月の夫の小遣い平均は3万7,873円となっています(※参考:2016年サラリーマンのお小遣い調査

子ども1人にかかる費用の総額(幼稚園3歳~高校3年まで)は、すべて私立で約1,770万円(※参考:文部科学省、大学や専門学校に進学するとなると、金額はさらに上乗せされます。

このように結婚後は、毎月の生活費のほか夫への毎月のお小遣い、子育て、さらには家や車の購入などで出費がかさみます。

色々お金がかかるけど、みんな貯金できているのかな!?

20代の2人以上世帯の平均貯金額は321万円で、毎月5.4万円を貯金に回しているという結果が出ており、一方で全く貯金していない(貯金ゼロの)2人以上世帯の割合が35.6%というデータも出ています。

貯金願望はあるものの収入の割に出費がかさんで貯金どころではない!という家庭もあれば、各家庭の貯金の上手い下手が表れているといっても良いでしょう。

「私たち、ちゃんと貯金出来る気がしない…」「やばい、うち全然貯金出来てないよ…」という人は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

▼20代の平均貯金額について詳しく

yentame.c-bancho.com

▼貯金できない理由が判明するかも!?

yentame.c-bancho.com

まとめ

以上、結婚に関する貯金をテーマに紹介してきました。

まとめると、

  • 結婚相手に求める貯金額は、男性→女性が「いくらでもいい」、女性→男性が「500万円以上」。
  • でも現実は結婚する時の貯金は男女とも「100万円未満」が最も多い。
  • 婚約指輪、結婚指輪、挙式、披露宴、新婚旅行、これら全部揃えると「506.1万円」かかる。
  • 結婚後も出費がかさむ…

結婚する前も後も、結構お金がかかるということが分かりましたね。

節約したり、2人が不要だと感じる部分はいっそ削ったりして、少しでも費用を抑えていきたいものですね。

これから結婚する人は、これを機会に今後のお金のことについて2人でじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか?♡