【朝ご飯レシピ】忙しい朝にぴったり!ひと手間省略で超時短が叶う簡単節約レシピ5選
忙しい朝はいつもトーストやコーンフレークなどで簡単に済ませてしまい、栄養バランスが気になる…と思うことはありませんか?
でも、朝は忙しくて時間がないし、料理に時間をかけていられない!
そこで今回は、超時短できる朝食レシピを5つ紹介します★
超時短のポイントは「切る」「盛り付ける」といった調理工程を省略すること。
調理時間はどれも10分以内で、誰でも簡単に作れるレシピばかりです!
包丁とまな板を使わないレシピ
まずは「切る」工程をカットした超時短レシピをご紹介します。
包丁とまな板を使わなければ、台所が広々と使えるだけでなく、包丁やまな板を洗う手間も省けます♪
後片付けまで含めて時短できるのが嬉しいですね。
もやしときのこの炒り卵
所要時間:5分
1人あたりの材料費:約45円
最初の時短ポイントは、「切らなくて良い食材を使う」こと。
もやしやキノコは包丁で切る必要がなく、袋から取り出してそのままフライパンへ投入すれば、「切る」手間を省くことができます♪
卵はボールで溶きほぐさず、フライパンに直接割り入れることでボールを出したり洗ったりする手間と時間を省略することができます。
材料(4人分)
- もやし…1袋(30円)
- しめじ(または他のキノコ)…1袋(100円)
- 卵…2個(40円)
- 油…少々
- 塩・胡椒…少々
- 醤油…少々
作り方
- フライパンに油をひき、火にかけます。
- 1に石づきを取ったしめじを割きながら入れていきます。もやしも加え、一緒に炒めます。
- しめじともやしに火が通ったら、塩・胡椒を振り入れ、全体をよく混ぜます。
- 卵を割り入れます。卵を溶きほぐしながら、もやしやしめじと混ぜ、火を通していきます。
- お皿に盛り付け、醤油少々を垂らして完成です。
しめじだけでなく、マイタケやヒラタケなど、手で割くことができるキノコなら何でも代用可能です。
スーパーなどで、すでに石づきを取って割いてある状態で販売されているものを活用してもよいですね。
キノコを買ってきた後、自宅ですぐ石づきを取って割いてジップロックで保存しておけば、忙しい時にさっと使えて便利です。
ただし、一度開封したキノコは出来るだけ早めに使い切りましょう!
ちぎり野菜の即席中華丼
所要時間:8分
1人あたりの材料費:約70円
二つ目の時短ポイントは「手でちぎる」です。包丁の代わりに手で野菜を食べやすい大きさにちぎりましょう!
キャベツなどの薄い葉物野菜は、手でちぎることによって断面に凹凸ができ、味もしみ込みやすくなります。
たんぱく源となるお肉類の中では、ベーコンやカニカマなども手で細かくすることができます。
色々な食材を合わせて調理する時には、中華風の味付けがぴったり!
全体がしっかりとまとまり、それぞれの素材の味が生かされた完成度の高い風味になります。
材料(4人分)
- キャベツ…2~3枚(40円)
- 水菜…1束(50円)
- カニカマ…5本(50円)
- ベーコン…2枚(50円)
- 卵…4個(80円)
- 油…少々
- 鶏がらスープの素…小さじ1
- 水溶き片栗粉…少々
作り方
- フライパンに油をひき、ベーコンを炒めます。焦げ付きやすいので、注意します。
- キャベツと水菜はよく洗い、根元や汚れている部分を取っておきます。
- 1にキャベツ、水菜、カニカマをちぎりながら入れ、鶏がらスープの素を加えて全体を良く混ぜます。一旦蓋をします。
- 全体がしんなりしてきたら、水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら火を止めます。
- お皿にご飯を盛り、6を乗せます。最後に生卵を割り入れ、完成です。
冷蔵庫に生卵が無い場合や、生卵が苦手な場合は生卵無しでもOK!
野菜やベーコン、カニカマの旨味がしっかりとしみ出ているので、それだけでボリューム満点の一皿になります。
野菜を炒めている時に蓋をすることで野菜から出る蒸気で食材が蒸され、よりスピーディーに調理を行う事ができます。
つるむらさきとベーコンの中華スープ
所要時間:10分
1人あたりの材料費:約60円
中華丼と同様に野菜を「ちぎる」レシピをもう一つご紹介します。
つるむらさきは張りのある葉物野菜ですが、葉っぱ部分は柔らかく、手でちぎりやすいです。
茎は太くて頑丈ですが、バキバキ折って小さくすることができます。
温かいスープは食欲のない朝でも口に入れやすく、気温が低い秋や冬の季節に体温を上げてくれるのでおすすめです。
材料(4人分)
- つるむらさき…1/2束(100円)
- ベーコン…2枚(50円)
- 卵…4個(80円)
- 鶏がらスープの素…小さじ2
- 白ゴマ…お好みで
- 水…600cc
作り方
- 鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、火にかけます。その間に、つるむらさきの葉を茎から取り、食べやすい大きさにちぎっておきます。茎も食べやすい大きさに折っておきます。
- 鍋の水が沸騰したら、つるむらさきの茎と食べやすい大きさにちぎったベーコンを入れます。蓋をしてしっかりと火を通し、最後につるむらさきの葉を加えます。
- 2に火が通ったら、卵をそっと割り入れます。蓋をして火を止め、予熱で2~3分置いておきます。この間にご飯を盛り付けておけば、時間を有効活用できますね。
- 器に盛りつけ、お好みで軽くゴマや塩・胡椒を振れば完成です。
卵は予熱で調理して半熟にします。
とろっとした食感が苦手な場合は、卵を入れた後もしっかりと火を通すと良いですよ♪
ベーコンの代わりにウインナーやハムを使っても美味しいです。
電子レンジをフル活用した盛り付け省略レシピ
次に紹介するのは、フライパンや鍋などで加熱調理する手間を省略するレシピです。
ここで登場するのが電子レンジ。
お皿に食材を入れて電子レンジでチンすれば調理完了、そのまま食卓に出す事ができるので盛り付る手間も不要です!
ガスコンロを使わない上に、加熱時間も短縮することができます。
ツナと野菜のカラフルお浸し
所要時間:5分
1人あたりの材料費:約70円
電子レンジで調理するなら、まず試していただきたいのがピーマンを使ったお浸しのレシピ。
ピーマンは加熱することでしっかりと甘さが出て、とても美味しくなります。
ピーマンに含まれているビタミンは油分と一緒に摂取することで吸収率がぐんと高まります。
ツナのオイル漬けを一緒に入れ、食物繊維が豊富なもやしやキノコを一緒に調理することによって、デトックス効果も期待できる朝食にぴったりのレシピです。
材料(4人分)
- ピーマン(緑、赤、黄色、オレンジなど)…3~4個(60円)
- ツナのオイル漬け…1缶(100円)
- マイタケ…1袋(100円)
- もやし…1/2袋(15円)
- 醤油…少々
作り方
- ピーマンはヘタと種を取り、千切りにします。マイタケは石づきを取り、割いておきます。
- 深めの耐熱皿に、1ともやし、ツナのオイル漬けを入れてラップします。
- 電子レンジで2~3分間程度加熱します。(お使いの電子レンジによって加熱時間は調節してください。)加熱後、30秒程度ラップをかけたまま置いておき、予熱調理します。
- 全体がしんなりしたらラップをはずし、醤油を回しかけます。全体を混ぜれば完成です。
簡単に作れて一度にたくさんの野菜を摂取することができるので、多めに作っておけばお弁当のおかずや晩御飯の副菜にも使えます♪
お弁当に入れる場合は醤油の水気を絞ってから詰めてくださいね。
しっかりと味がついているので冷めても美味しいです。
キャベツとベーコンの重ね蒸し
所要時間:5分
1人あたりの材料費:約50円
ちぎり野菜と電子レンジ調理のダブル時短で、ほぼ手間無しで完成するレシピ。
ベーコンから出るお肉の旨味とキャベツの甘い風味によって、じっくり煮込んだような深い味わいを楽しむ事ができます♪
キャベツに含まれている「キャベジン」というビタミンは、胃の粘膜を保護し修復してくれる効果があると言われています。
胃腸にやさしいキャベツなら、食欲の出にくい朝でもたくさん食べることができそうですよね♪
キャベツはしっかり加熱することによって甘みが増すので、電子レンジだからと油断せず、加熱が足りない場合は加熱時間を調節しましょう。
材料(4人分)
- キャベツ…4枚(80円)
- ベーコン…4枚(100円)
- コンソメ…1キューブ
作り方
- キャベツはよく洗い、食べやすい大きさに手でちぎっておきます。ベーコンも食べやすい大きさにちぎっておきます。
- 深めの耐熱皿の真ん中にコンソメを置き、その上にキャベツを並べて敷き詰めます。キャベツの上にベーコンを敷き詰めます。このように層になるようにそれぞれ重ねながら並べていきます。
- ラップをかけて電子レンジで2~3分間加熱します。(お使いの電子レンジによって加熱時間は調節してください。)加熱後、30秒程度ラップをかけたまま置いておき、予熱調理します。
- キャベツがしんなりしていたらラップをはずします。全体を混ぜ、完成です。
キャベツの代わりに白菜を、ベーコンの代わりにウインナーや豚バラ肉を使っても美味しいです♪
豚バラ肉を使う場合は、調理する前に軽く塩を振っておくと良いですよ。
このレシピに、薄くスライスした人参やキノコ、じゃがいも、カブなどを加えてまとめて電子レンジにかければ、たちまち洋風鍋に。
鍋でぐつぐつ煮込む必要がないので、時間がない平日の夜などでも気軽に鍋料理を楽しめます♪
中に入れる食材を増やす場合は、加熱時間をその都度長めに調節してくださいね。
まとめ
料理は調理時間だけでなく、準備したり後片付けしたりするのにも時間がかかるもの。
特に忙しい朝は、秒単位で時間を節約したいと考えてしまいますよね。
「切る」「盛り付ける」という調理工程を大胆に省略することで、調理時間だけでなく準備や後片付けの時間もカットすることが可能になります♪
今回紹介した時短調理法を活用して、忙しい朝にも栄養たっぷりの朝食を食べて、健やかな毎日を過ごしてくださいね!