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【一人暮らし】一週間を乗り切る節約レシピ&簡単アレンジレシピ!

一人暮らしの一週間レシピ

「お先に失礼します!」
「お疲れさん。また明日」

電車に乗り込んだ途端、肩の力が抜ける。都内で一人暮らしを始めて3年目。仕事には慣れてきたものの、職場ではまだひと時も気を抜けない。ガタンゴトン。静かに揺られながら私が考えるのは、今晩の献立のこと。

その日の体調や気分、そして冷蔵庫やお財布の中身と相談しながら「今日の晩御飯は…」とアレコレ悩んでいると、仕事の疲れがあっという間に消えていく。

帰宅前のそんな数十分は、私にとっては自由で創造的になれるひと時だ。簡単なおかずを繰り返しながら、毎日ちょっとずつ作り置きして、忙しい日もなんとか乗り越える。

今回は、そんな私のある一週間のレシピを紹介したい。

 

【月曜日】ハンバーグ

【月曜日】ハンバーグ

会社で木曜日のプレゼンのための資料作りを開始した。先輩と打ち合わせしながら、自分なりにプランを練る。

実は今回の企画は私にとっては大きな山場。自分で提案した企画が初めて通り、私がチーフとして担当させてもらう事になったのだ。

そんなこともあって、いつも以上に仕事に熱が入る。休み明けにいきなり飛ばし過ぎたかな?今週はまだまだ始まったばかり。しっかりとお肉を食べて栄養をつけておこう。

少し多めに作って、一食分は週の後半の時短調理用に冷蔵保存。保存する場合はフライパンの上でしっかりと冷ましてから保存容器に移しましょう。

所要時間:15分 
1食あたりの材料費:100円
保存期間:冷蔵で2~3日、冷凍で2週間

<材料(2食分)>

  • ひき肉…140g(140円)
  • 玉ねぎ…1/2個(30円)
  • パン粉…一つかみ(10円)
  • 卵…1個(20円)
  • 塩・胡椒…少々
  • 醤油…大さじ1
  • お好みでナツメグなどのスパイス…少々

<作り方>

  1. 玉ねぎはみじん切りにしておきます。
  2. ボールにすべての材料を入れ、手で、粘り気が出てくるくらいまでしっかりと捏ねます。手に直接肉がつくのが苦手な方は、料理用のビニール手袋がおすすめです。
  3. フライパンを火にかけ、ハンバーグの形にした肉だねを焼いていきます。ハンバーグは、高さがあると中まで火が通りにくいので、しっかりと丸めたら手でつぶして厚みをおさえると良いでしょう。焼き色がついたら裏返し、弱火にして蓋をしてじっくりと火を通します。
  4. 中までしっかりと焼けたら、火を止めてお皿に盛り付けます。お好みでケチャップをかけたら完成です。

【火曜日】白身魚のトマトオムレツ(トマトソース)

【火曜日】白身魚のトマトオムレツ(トマトソース)

私の中で決めている夕食ルールの一つに、肉料理と魚料理を交互にローテーションさせるというのがある。これは実家の母から教わった料理のコツだ。

一人暮らしを始めたころは、魚料理と言えば焼き魚くらいしか知らなかったけれど、少しずつレパートリーも増えてきた。

今日はタラが安かったから、たっぷりのトマトソースで煮込んでオムレツ風に。自家製トマトソースは、玉ねぎとトマト缶があれば簡単に出来てしまう自慢のレシピ。たっぷり作っておいて、小分けにして冷凍しておこう。

所要時間:10分
一食当たりの材料費:150円
保存期間:冷凍で1ヶ月

<材料(1食分)>

  • タラの切り身…1切(100円)
  • 卵…1個(20円)
  • ニンニク…1片
  • 塩・胡椒…少々
  • ネギ…少々
  • オリーブオイル…大さじ1
  • トマトソース(トマト缶、玉ねぎ、塩・胡椒、オリーブオイル)…1食分(30円)

<作り方>

  1. トマトソースを作ります。トマト缶1缶、玉ねぎ1個を準備します。(これで3~5食分作る事ができます)
  2. フライパンにオリーブオイル(分量外)をひき、みじん切りにした玉ねぎを炒めます。玉ねぎがしんなりとするまでよく炒め、軽く塩をふります。トマト缶を加え、水分が1/2程度に減るまでしっかりと煮込みます。最後に塩・胡椒で味を調整したら完成です。一度にたくさん作っておいて、冷凍保存すると便利です。(小分けにして冷凍すると、使う時便利。冷凍庫で保存し、1か月以内に食べきりましょう。)
  3. フライパンにオリーブオイルをひき、スライスしたニンニクを炒めます。
  4. ニンニクの香りが立ってきたら、軽く塩を振っておいたタラを焼きます。両面に焼き色がつくようにしっかりと焼いていきます。焼きながら食べやすい大きさに形をほぐして、骨を取り除きます。
  5. トマトソースを加えて2~3分程度軽く煮込みます。
  6. ネギを加え、全体を混ぜます。塩・胡椒で味付けします。
  7. 溶き卵を加え、ぐつぐつと煮たてながらスクランブルエッグ状になるようにさっくりと全体を混ぜ合わせます。卵の固さがお好みになるまで加熱し、火を止めます。
  8. お皿に盛り付け、お好みでケチャップをかけたら完成です。

週末におすすめ!火曜日の「トマトソース」を使ったアレンジレシピ

冷凍保存したものを使う時は必要な分を冷蔵庫や常温で解凍し、そのまま調理に使用します。再加熱した方が安心です。

  • 茹でたスパゲッティに和えれば、「スパゲッティ・ポモドーロ」に。
  • ソテーした鶏肉や野菜をトマトソースと一緒に煮込めば、「チキンのトマト煮」に。
  • 食パンにトマトソースをたっぷり塗り、シュレッドチーズをかけて焼けば「ピザトースト」に。

【水曜日】スパゲッティミートソース

【水曜日】スパゲッティミートソース

プレゼンはいよいよ明日。上司と最終調整していたらこんな時間になっちゃった!こんな日のために、日々こつこつと作り置きをしておくのは大事だなぁと実感。

疲れている時こそ、外食ではなく手料理が一番。お腹にも優しく、ホッとする味が美味しい。

今日は、昨日と一昨日の残り物で大好きなパスタを作ろう。パスタを茹でている間に、あっという間にミートソースが完成。レトルトよりも簡単かも!?

所要時間:10分
一食当たりの材料費:160円
保存期間:冷凍で1ヶ月

<材料(1食分)>

  • ハンバーグ…1個(肉100g分)(100円)
  • トマトソース…1食分(30円)
  • スパゲッティ…80~100g(30円)
  • 塩・胡椒…少々
  • オリーブオイル…大さじ1

<作り方>

  1. 大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かし、スパゲッティを茹でます。(茹で時間はスパゲッティの袋に書かれている分数を参考にしてください。)
  2. フライパンにハンバーグを入れ、温めながらフライ返しなどでほぐしていきます。すでに加熱されているので、しっかりとほぐれなくても大丈夫です。
  3. トマトソースを加え、3~5分程度煮込みます。
  4. 塩・胡椒で味を整えます。スパゲッティと和えるので、気持ち濃い目の味付けで良いでしょう。
  5. 茹で上がったスパゲッティを4に加え、加熱しながらソースと和えていきます。皿に盛りつけ、お好みで粉チーズなどを振りかけたら完成です。

週末におすすめ!水曜日の「ミートソース」を使ったアレンジレシピ

冷凍したものを使う時は、冷蔵庫や常温で解凍してから使いましょう。そのままパスタにかけたい場合は、電子レンジで。

  • 冷凍パイシートでミートソースを包んで焼けば、「ミートパイ」に。
  • 茹でたじゃがいもをつぶし、ミートソースとチーズをかけて焼けば、「ミートグラタン」に。
  • 卵焼きにくるめば「ミートオムレツ」に。

【木曜日】鮭そぼろご飯

【木曜日】鮭そぼろご飯

プレゼンが無事に終了!チームメンバーからも褒められ、企画が順調に進む事になった。「お祝いに一杯おごってあげるよ」先輩が仕事帰りに誘ってくれた。

今回の企画の立ち上げ時から、誰よりも親身になって相談に乗ってくれていた先輩。これからが頑張りどころだ!お世話になった先輩にしっかりと恩返しできるよう、気を抜かないで頑張ろう!

ほろ酔い気分で帰宅すると、鮭を解凍していた事に気が付いた。今晩食べようと思って、出勤前に冷凍庫から冷蔵庫に移しておいた鮭。

そうだ、これで鮭そぼろを作っておこう。さっき先輩と飲んだ時は胸がいっぱいであまり食べていないから、味見ついでに鮭そぼろご飯で軽い夜食に。

所要時間:10分
一食当たりの材料費:100円
保存期間:冷蔵で3~5日、冷凍で1ヶ月

<材料(2食分)>

  • 鮭の切り身…2枚(200円)
  • みりん…大さじ2
  • 醤油…大さじ2

<作り方>

  1. フライパンにお湯を沸かし、鮭をさっと湯がきます。臭みを取り、調理しやすくするためです。
  2. フライパンのお湯をそっと捨て、フライパンの上で鮭の皮と骨を取り除きます。熱いので少し冷ましてから作業すると良いでしょう。
  3. みりんと醤油を加え、鮭の身をほぐしながら弱火で炒めていきます。しっかりと水分が飛ぶまでよく炒めたら完成です。(鮭に塩味がついている場合は、醤油の分量は調整してください)

週末におすすめ!木曜日の「鮭そぼろ」を使ったアレンジレシピ

使いたい時にそのままご飯にかけたり和えたりして使う事ができます。たくさん作りすぎた場合は、冷凍保存すれば1ヶ月保存可能です。

  • ご飯に混ぜて「鮭おにぎり」に。
  • ほうれん草と一緒にソテーし、生クリームでとろみをつけ、茹でたスパゲッティと和えれば、「鮭とほうれん草のクリームパスタ」に。

【金曜日】カレーライス

【金曜日】カレーライス

今週もよく働いた!今週は残業続きだったから、今日は少し早めに帰宅。たっぷりと買い物をしたのは、明日親友が久しぶりに遊びに来てくれるから。ゆっくりとおしゃべりできるように、今晩のうちに明日の夕食用のカレーライスを作っておこう。

玉ねぎを飴色になるまでじっくり炒めたカレーは、親友曰く、私の得意料理なんだとか。カレーが得意料理ってちょっと微妙…でも、喜んでくれるから毎回親友が遊びに来てくれるたびに作ってしまう。

そんなことを考えながらカレーを煮込んでいたら、あっという間に夕食の時間。味見もしたいし、今夜のメニューはカレーに決まり。

保存する場合はしっかりと冷ましてから蓋つきの容器に入れ、温め直す際は、全体がぐつぐつするまでしっかりと火を通しましょう。

所要時間:20分
一食当たりの材料費:100円
保存期間:冷蔵で2~3日、冷凍で1ヶ月

<材料(4食分)>

  • 鶏もも肉…200g(170円)
  • じゃがいも…2個(40円)
  • 人参…1本(50円)
  • 玉ねぎ…1個(60円)
  • カレールー…4皿分(70円)
  • 水…カレールーの梱包容器に記載されている分量

<作り方>

  1. じゃがいもと人参は皮を剥き、食べやすい大きさに切っておきます。玉ねぎは縦半分に切ってからスライスしておきます。じゃがいもは水につけてあくを抜いておきます。
  2. フライパンに油少々をひき、鶏肉を炒めます。鶏肉の色が変わり、全体的に焼き色がついたら一旦取り出します。
  3. 油をひきなおし、スライスした玉ねぎを炒めていきます。弱火でじっくりと飴色になるまで炒めると甘さが際立ち美味しいです。
  4. 3に2の鶏肉と人参を加え、油が全体に回るくらいに軽く炒め合わせます。分量の水を加えて、弱めの中火でコトコト煮ます。
  5. あくが浮いてきたら、おたまですくいます。人参が柔らかくなるまでしっかりと煮込みます。
  6. 5にじゃがいもとカレールーを加えます。ルーが溶けて、全体的にとろみがつくまで再度しっかりと煮込みます。ルーを加えたらなべ底が焦げ付きやすくなるので、定期的にしっかりと全体を混ぜましょう。
  7. お皿に盛り付けたご飯の上にかけたら完成です。

毎日の夕食づくりは、私にとってリフレッシュの時間だ。最初の頃は、作りすぎてしまったり、味の調整がうまくいかなかったりと失敗の多かった料理も、今は手際よくできるようになってきた。

会社での休憩時間には、SNSやグルメサイトで気になるレシピをチェックして気分転換している。たまに帰省して新しく覚えたレシピを披露すると、「こんなもん食べれるのか?」と言いながらも両親が食べてくれるのが嬉しい。手際よく調理できると、達成感もあって楽しい。

そしてもう一つ、私が密かに楽しみにしているのは、コツコツと節約したお金でたまには贅沢にランチすること。私、意外と一人暮らしを満喫しているのかも!?

一人暮らしを始めてわかったのは、料理は、食べてくれる人のことを想って作ると美味しくなるという事。さぁ、来週も美味しい夕食をたくさん作ろう。明日の私の笑顔のために。

 

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